当たり前の生活に感謝…。大事に守ってきた命

きのうの続きです。きのうの記事はこちらです。

阪神大震災から19年…おなかにいた娘

毎日、毎日、増えていく犠牲者の数…。
亡くなられた方の数は6000人超…。
ビルや家が倒壊した悲惨な街…。
長田の火事…。
続く余震…。
断水・停電・避難生活…。
倒れた高速道路…。つぶれた駅…。

神戸や芦屋・西宮などはそんな生活を余儀なくされているのに、隣の大阪は次の日からほぼ変わらない日常に…。
遠くないはずの神戸がとても遠い外国のようなってしまったよう…。

何か手伝えることはないかと思うけれども、全ての交通手段が使えず、また妊娠中で動けない。

それからの数カ月はテレビも震災関係を続け、CMも自粛。CMはACに差し替え。

そして、5月に娘が生まれます。生まれてくる命。
生きるということ、生まれるということ、命ということ…。

数か月後には電車等の交通も復旧。
避難者の数も少しずつ減り、戻りつつある日常。
テレビもCMが復活していました

復興していく神戸。人間ってすごいとも思いました。

そして、3年がたち、5年がたち、神戸の街は震災前と変わらないくらいになりました。

でも、今もなお、その光の影では苦しんでいる人がたくさんいるという事実…。

そして2011年3月11日、東日本大震災。
津波、原発での事故…。
阪神大震災よりも多い犠牲者の数…。
今も続く余震、原発…。

実はSE時代に若狭湾沿岸の原発での仕事があり、何回か行かせていただきました。
そこでも「絶対に大丈夫」と言われていた原発。
世の中には絶対なんてことはない…。

精いっぱい生きる。
伝えたい!と思うことは伝える。
やりたい!と思うことは、いつか…なんて思わず、今やらないと…。

当たり前の生活に感謝し、自分が生きている意味、そして生まれる前から大事に守ってきた命ということを娘とその3年後に生まれた息子にも伝えていこうと思います。

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