SSL化とは何ですか? http://~~ と、 https://~~の違いって?保護されていない通信とは?
伊藤史子(いとうふみこ)です。
●SSLって、また、SSL化とは何ですか?
●http://~~ と、 https://~~の違いって?
●「保護された通信」と「保護されていない通信」とは?
●アメブロや各ホームページなどはどうなっているの?
●自分のサイトがSSL化されていない場合は?
今回は、この辺をまとめて書きます。
SSLとは、Secure Sockets Layerの略で、カンタンに言うと、Webサイトとユーザとのやり取りを暗号化するための仕組みです。
インターネットは、第三者が見ようと思えば、通信の中身を盗んで悪用することが可能です。
最悪、ショッピングサイトで入力したクレジットカード番号やパスワードなども盗み見ることもできるんです。
これを防ぐ方法として、暗号化して送る、というSSLという仕組みが生まれました。
SSL化とは、そのようにデータのやりとりをする際に、暗号化できている、ということです。
ほとんどのサイトは少し前までURLの始まりが http://~~ でした。
http://~~の場合は、SSL化されていません。
そして、最近は、それでは安全でない、という意識から、https://~~ になってきています。
https://~~の場合は、SSL化されています。
「https」は「Hyper Text Transfer Protocol Secure」の略です。
「https」の最後の「s」は Secure(セキュア)で、鍵を掛かけてますよー―という意味です。
SSL化されていないWEBサイトは、安全ではありません。
そして、Googleさんの検索順位からも落ちていく可能性もあります。
そして、最近、Google Chrome68以降で、
●SSL化されていない場合 : URLが http://~~ : 保護されていない通信
●SSL化されている場合 : URLが https://~~: 保護された通信
と表示されるようになりました。
アメブロなどはすでに SSL化されているので、URLは、自動で、https://~~ になっており、「保護された通信」と出るようになっています。
こんな感じですね。
また、アメブロなどは、例えば、昔の http://~~ のアドレスをお気に入り登録などをしていても、自動的にhttps://~~ のSSL化されている、サイトに飛んでくれます。(これをリダイレクトと言います)
しかし、自動で飛んでくれるサイトとそうでないサイトがあります。
そして、SSL化されていないサイトは、「保護されていない通信」という警告が出るようになりました。
と言っても、これまでよりも危険度が増した、ということではないです。
警告が出るようになったということなのです。
私がわかる範囲を書きますね。
●アメブロ・・・SSL化されています。
●WordPress(ワードプレス)・・・SSL化は自分(業者)でしないといけません。
●Jimdo・・・SSL化されています。ただし、独自ドメインを取得された場合はご自身で確認ください。
●AmebaOwnd(アメーバ オウンド)・・・今はまだされていないようですが、今後SSL化されるようです。ただし、独自ドメインの場合はご自身でしないといけないようです。
※2018年8月2日現在
では、自分のサイトがSSL化されていない場合は、どうしたらいいか?ということですが・・・
自分で作成したホームページなどは、その作成したサイトやサーバなどで、SSL化する方法を確認してください。
また、業者などに作成してもらった場合は、ホームページ会社などに問合せて対策を考えたほうがいいかと思います。(かなり高額を請求された、という事例も聞いてますが)
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